琴みゆりのツイートから見る「VTuberと労働問題」

 

f:id:hirazen:20190410034738j:plain

・事の発端は琴みゆりのツイートからだった

僕がこのツイートを見たとき、VTuber側からこの意見が出るのは少し驚きがあった。

バーチャルSEアイドルの琴みゆり氏がこんなツイートをしていた。

しかしさすがにこのツイートだけでは少し言葉として足りない気がした。

(その後予感は的中し、若干炎上していた。)

危惧した僕はとっさにこんな質問を投げかけた。

・VTuberとしての心構えはどうあるべきか

この発言をした本人の意見はどのような真意だったのか、それを知りたかった。

具体的に言えば、どういった心構え、ひいてはタレントとしての心構えである。

自身のことについてでも構わないと訪ねたところ、丁寧にこうお答えいただいた。

上記のことは社会人としては当たり前のことであり、また、VTuberとしてあるべき姿を示しているのではないのだろうか。

揉め事が起きてもまずは当事者同士での解決を探るのが筋であり、表に出すのはファンのダメージを考えれば適切とは思えない。

・企業擁護とも取れる発言も

しかし、琴みゆり氏は企業擁護とも取れる意見もツイートしていた。

この発言は他の社員を人質に取った人間の壁とも取れる手法であるが、実際問題内部告発によって経営が行き詰まったケースはある(雪印偽装問題等)。

しかしながら、だからといって違法行為などが見逃される理由になるわけではなく、業界の健全化のためにも、自浄作用を促していく必要性はあるのではないかと筆者は考える。

・Twitterなどでの告発は「最終手段」

昨今、VTuberに限らず、労働問題は社会的な問題になっている。

前出のとおりだが、表に出す前に、まずは当事者同士で話し合うのが筋である。

それでも解決しない場合や、違法性の高い場合は然る機関や専門の所に申し出をするのが先ではないだろうか。

労基や弁護士がその窓口になりうるだろう。

Twitterなどの内部告発は全てを飛ばした最終手段である。

これはファンにとって大ダメージであり、ひいては業界全体へのダメージにもつながりかねない。

その直前にコラボをしていた演者などへの影響も考えられる。

並大抵の覚悟ですることではないと思う。

繰り返しになるが、まずは然るべき機関に相談をしなければならないというのを忘れないでほしい。

 

・【編集後記】Twitterで伝えることの難しさ

現実社会においても毎日みかける労働問題、ただでさえ扱いづらい話題をTwitterで取り上げるのは非常に難しいことがよく分かる一例だったと思う。

本人自身もツイートでこのように記している。

Twitterは結局の所文字制限で伝えたいことが伝えきれないというのがあり、結局誤解を生んでしまうことが多々ある。

センシティブな内容は何度も読み直すか、もしくは続き物にして返信ツリーに吊るす形にするなどして説明に余裕を持たすなど、伝え方に工夫をしていく必要があるのではないだろうか。

また、こういった趣旨に関してはブログなどを活用した情報発信も見直されるべきではないだろうか。

近年はデータ通信が発達し、こうしたテキストブログはあまり見向きされないと言われることが多いが、こういった時に必要性を感じるのは僕だけではないはずと思いたい。