【VTuber業界への提言】労使双方の意識改革を ~夢を売る人間であれ~

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・昨今の炎上案件多発の根本原因は?

とにかくVTuber業界は炎上が相次いでいる。

主に労働環境に対する不満が大多数を占めており、その不満はTwitterなどを通じファンに伝わってしまうという最悪のパターンである。

しかしながら、このようなケースは一般企業ではまずありえないことである。

本来であればこのようば場合は労使双方で話し合いを行うか、然るべき機関に相談を行うというのが常識である。

当然ながら働く上では常識として話してはいけないことなどは当たり前のようにあるわけで、それは言うまでもないことであるが、どうしてか、VTuberの演者たちの一部にはこのような当然の常識を持ち合わせていない人間も少なくないように見える。

・ネット声優(ボイスコ)・配信者上がりの演者達

筆者はネット歴だけは長く、今年で27の歳になるが、15の頃からネットの中で暮らしてきた。

その中で、ネット声優、いわゆるボイスコさんたちのサークルなどにも参加をしラジオ番組や声劇などの企画や音楽提供なども行ってきた。

今日VTuberを演じているアクター達もいわゆるこういった人たちが採用されているのは容易に想像が出来るし、演者の来歴を調べるとネットでの活動歴が見受けられる。

その活動を通じて感じてきたのが、この活動をしている人たちの中には極端に癖のある人間が混じっているということである。

それは、常識が無いだとか、精神疾患を持っているだとか、抜けているところがあるだとか、様々である。

しかしながら、それを踏まえても秀でた声や演技力を買われ、活動をしている人たちがいるのがこのネット世界である。

ネット声優・配信者なんてものは昔はお金にならない趣味の範囲であったのが、ある日突然金脈に変わり、このような盛り上がりをみせ、多くの人材が雇われたわけであるが、それはひとつの問題を発生させた。

・演者たちの「プロ意識」の欠如と運営側の「教育不足」

この業界、広く言うとエンタメ系はとにかく厳しいといっていい。

多少の長時間拘束は覚悟しなければならないし、正直普通のバイトのほうが割に合うと言っていいだろう。

ファンとのやりとりも神経をつかうし、よほどの精神でないと持たないと思われる。

誤解を恐れずに言うとすれば「多少のブラック具合は飲み込め」と言いたい。

パワハラや強制的な働かされ方は良くないが、率先して動くことが求められる業界であるのは間違いない。

何より、「自力」でなんとかしなければならない。

会社と働き方で揉めるにしても、ファンに頼るのではなく自分で交渉するなり、公的機関や第三者を挟むなりして解決をしなければならないのである。

「ファンを心配させてはならない」というプロ意識の欠如が見られてしまうのが非常に残念である。

演者だけではない、会社側も大きな問題がある。

演者に全てを押し付け、自分たちはいかに利益を上げるかだけを考え、演者の成長を全く考えていない運営方針を取っているところがあるとすればそれは業界の衰退を意味するであろう。

VTuberとはどうあるべきか、ファンとはどう接するべきか、どう立ち振る舞うべきか、まず人としてどうあるべきか、そうした部分を指導することもまた必要なのではないだろうか。

それを怠ってしまうと、冒頭書いたような炎上が起こってしまうのではないだろうか。

 

・夢を売っている自覚を持て

ファンは誰も労使が揉めているところなど見たくはないのだ。

そんなところ見せるのは夢を売る人間として失格ではないだろうか。

今一度、業界に身をおいている人々はこのことをしっかり考えてみるべきではないか。