【にじさんじ】御伽原江良の焦燥感 ~VTuberの設定とは、仕事とは~

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・急成長するチャンネルに追いつかない自分自身を吐露

2019-04-13

御伽原江良が深夜にGTA枠を取り、そこで地声で自らの心境を語った。

前置きとして「理想を壊されたくない人はブラウザバック推奨」「アーカイブは残さない」というものであったが、結果として同時接続数は1万人を突破することとなる。

語った内容としては、自分自身があまり上手くできていないとか、そういう中身で、端的に言うと精神的に追い詰められている印象であった。

チャンネル登録者数的にみても既に6万人を突破しており、伸びのスピードとしては驚異的である。

御伽原自身、気持ちと結果が比例していなかったのかもしれない。

立て続けにあったコラボ放送後、帰りの新幹線の中で泣いたというのも印象的な話であった。

 

・賛否両論の視聴者「設定を壊すな」「気持ちは分かる」

同時接続数1万人という数字を叩き出したこの枠は当然波紋を呼んだ。

肯定的に「辛い時は気持ちを吐いたほうがいい」というコメントもあったがそれと同じぐらいに否定的な意見も多く見受けられた。

その中でも印象的な意見が「設定を壊すな」というものだった。

曲りなりも企業勢である以上、ある程度設定を守った上で時々吐くならいいけども、ここまで露骨にメタいことを言われるとキツイという内容である。

中には「もう見るのを辞める」というコメントまで残っていた。

 

・VTuberは「着ぐるみ」なのか?

設定を守ってほしい、RP(ロールプレイ)を忠実にしてほしい、という意見を聞くと、ディズニーランドであったりピューロランドにいるミッキーやハローキティを思い浮かべる。

言うまでもなくあれは着ぐるみであり、中に人はいるが、仕事中はそのキャラクターとして振る舞うのである、それは着ぐるみを脱ぐまで許されないのである。

こと、にじさんじ内にはこれを遵守しているライバーも存在しており、これはプロとして尊敬に値するものである。

彼女に関して言えば、その設定を放棄して放送をしたわけでそれが問題となったわけである。

 

・運営側の慢性的な人手不足、経験不足

「プロとしての自覚が足りない」と言ってしまうのは簡単であるが、彼女はにじさんじというグループの所属である。

ましてや同時接続数は1万人をゆうに超え、スーパーチャットは万単位の金額が飛び交う。

全くのゼロからいきなりこうなるのは追いつかないのも当たり前である、これは人的サポートなどで心のサポートなどは必須と言えよう。

しかしにじさんじはなおもライバーを増やし続けている。

母数が増え続けているにもかかわらずスタッフは増えているようにはあまり見えないのが現状である。

さらには番組制作のノウハウなども未熟な点が見受けられるのは明らかな経験不足である。

これを解消するために常時人員増強を図っているようなのでこれに期待をしたい。

 

www.ichikara.co.jp

 

・問われる「VTuber」としての姿勢

これは御伽原江良に限ったことではない。

VTuber誰しも抱える問題点である。

どこまで自分が演じるキャラクターが持つのか。

当初始めたころは思いもしなかったことがある日突然目の前にやってくる。

VTuberを職業としてやっている場合、それはお客さんからお金をもらって放送をやらせてもらっているということを忘れてはならない。

これはVTuber以前に「仕事」としての考え方である。

サラリーマンからコンビニバイトまで、お客さんがあってのことだという原則は忘れてはならない。

自戒の念も込めて、この文章の〆とする。